どのような場所で活躍できるのか

医者と看護師

高度な医療機器は病院やクリニックなど、専門的な治療を行う場所で使われることがほとんどです。そのため、臨床工学技士が活躍できる場所は、ほとんどがこれらの医療施設となっています。また在宅医療で使用される機器の管理も、病院やクリニックに勤務する臨床工学技士が行っています。ところで医療施設以外で活躍する臨床工学技士は、あまり多くはありません。しかしながら、医療機器メーカーなどの企業に就職し、製品開発や営業を担当する人も存在します。変わったところでは、病院などで実務経験を積んでから、養成学校の講師になるというキャリアプランもあります。勤務先によって担当する業務は様々ですが、病院では血液浄化室や医療機器管理室が主な仕事場となります。また勤務先の病院が保有する施設や、専門的に診療を行っている分野によって、担当できる業務は異なります。中にはICUや手術室での業務、心臓カテーテル業務やペースメーカー業務など、幅広い分野で活躍できる人も少なくありません。クリニックの場合、透析専門に行っているところがあります。そのため、透析専門のクリニックで働く臨床工学技士も少なくありません。透析監視装置の操作や管理は、重要な業務の1つとなります。

養成学校の入学試験について

医者と看護師

臨床工学技士の資格を得るためには、まずは国が指定する養成学校に入学する必要があります。臨床工学技士の養成学校の入学試験に求められる学力は、学校ごとに異なります。大学の一般入試は、英語や国語、数学や理科(生物・化学・物理)の中から2~3科目を選択して受験することが一般的です。また専門学校の一般入試の形式は学校によって異なりますが、中には筆記試験は課せられず、面接と小論文だけというところもあります。また大学でも専門学校でも、推薦入試を実施するところが増えています。推薦入試には主に4つの形式があります。1つ目は一般推薦入試であり、学業成績など大学が提示する条件を満たす人が、高校の校長の推薦を得て出願します。2つ目は指定校推薦であり、大学が指定した高校に限って募集する形式です。指定を受けている高校の生徒で、大学が提示する条件を満たす人が出願できます。3つ目は自己推薦形式で、受験生自身が自身の能力や打ち込んできたことをアピールして出願します。得意分野や特別な才能がある人に有利な推薦形式です。4つ目はAO入試で、受験生自身が出願する点は自己推薦形式と同じです。AO入試の場合、志望理由や適性などを重視した選抜が行われます。いずれの推薦入試でも面接はあるので、自分の言葉で志望動機を言えるようにすることが大切です。